正規表現とは
正規表現と言うのは、条件を示す「式」であると考えてください。私たちが目にする条件式とは、【=】【<】【>】のようなものだと思います。これらは、数字など、大きさを表現するものですが、正規表現では、数字ではなく、テキストを表現するものです。
数字の表現の例
100と言う数字と50と言う数字を比較しましょう。
【100>50】→はい、その通り(True)
【100<50】→いいえ、ちがいます。(False)
と表現できます。
それでは正規表現の場合は、どのようになるかと言えば、
テキストの表現の例(正規表現)
「あいうえお」と言うテキストを表現します。
「あいうえお」は、「あいうえお」である。
【あいうえお,あいうえお】→はい、含まれています(True)
あいうえおには、「あい」が含まれている
【あいうえお,あい】→はい、含まれています(True)
「あいうえお」は、「かきくけこ」と同じである。
【あいうえお,かきくけこ】→いいえ、違うテキストです(False)
少々、極端な例ですが、これが正規表現の目的です。
調べたい文字列に対して、指定された条件に適合しているかを調べる為に使われるものです。
正規表現は、その条件を指定するための表現方法なのです。